106回看護師国家試験 午後問題61~75
午後問題61 精神科デイケアの目的で最も適切なのはどれか。
1.陽性症状を鎮静化する。
2.家族の疾病理解を深める。
3.単身で生活できるようにする。
4.対人関係能力の向上を目指す。
午後問題62 健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。
1.サービス対象は75歳以上である。
2.訪問看護師が訪問看護計画を立案する。
3.要介護状態区分に応じて区分支給限度基準額が定められている。
4.利用者の居宅までの訪問看護師の交通費は、診療報酬に含まれる。
午後問題63 Aさん(75歳、男性)。1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。
Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか。
1.労作時は酸素流量を増やす。
2.呼吸は呼気より吸気を長くする。
3.動作に合わせて短速呼吸をする。
4.腕を上げるときは息を吐きながら行う。
午後問題64 Aさん(80歳、男性)は、20年前に大腸癌でストーマを造設し、現在週1回の訪問看護を利用している。訪問看護師は、訪問時にAさんから「2日前から腹痛がある」と相談を受けた。Aさんのバイタルサインは、体温36.4℃、呼吸数24/分、脈拍84/分、血圧138/60mmHgである。
訪問看護師がAさんの腹痛をアセスメントするための情報で最も優先度が高いのはどれか。
1.排便の有無
2.身体活動量
3.食物の摂取状況
4.ストーマ周囲の皮膚の状態
午後問題65 Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。脳出血の手術後、回復期リハビリテ―ション病棟に入院中である。神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入している。要介護2で、退院後は看護小規模多機能型居宅介護を利用する予定である。
退院後にAさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。
1.蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
2.カテーテルは大腿の内側に固定する。
3.外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
4.カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。
午後問題66 A病院の組織図を図に示す。
医療安全管理を担う部門が、組織横断的な活動をするのに適切なのはどれか。
1.①
2.②
3.③
4.④
午後問題67 高速道路で衝突事故が発生し、20人が受傷した。A病院は、5人の重症患者を受け入れ、あわただしい雰囲気となっている。
医療を安全かつ円滑に行うために、救急外来のリーダー看護師に求められる役割として 誤っているのはどれか。
1.チームで患者情報を共有する。
2.スタッフの役割分担を明確にする。
3.患者誤認が生じないように注意喚起する。
4.電話による安否の問い合わせに回答する。
午後問題68 紙カルテと比較したときの電子カルテの特徴として正しいのはどれか。
1.データ集計が困難である。
2.診療録の保存期間が短い。
3.多職種間の情報共有が容易になる。
4.個人情報漏えいの危険性がなくなる。
午後問題69 医療機関に勤務する看護師のうち、特殊健康診断の対象となるのはどれか。
1.内視鏡室で勤務する看護師
2.精神科病棟で勤務する看護師
3.血管造影室で勤務する看護師
4.一般病棟で勤務する夜勤専従の看護師
午後問題70 神経伝達物質と効果器の組合せで正しいのはどれか。
1.γ—アミノ酪酸〈GABA〉――― 気 管
2.アセチルコリン ――― 瞳孔散大筋
3.アドレナリン ――― 血 管
4.セロトニン ――― 心 筋
5.ドパミン ――― 汗 腺
午後問題71 無対の静脈はどれか。
1.鎖骨下静脈
2.総腸骨静脈
3.内頸静脈
4.腕頭静脈
5.門 脈
午後問題72 血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。
1.血小板
2.赤血球
3.アルブミン
4.グルコース
5.ナトリウムイオン
午後問題73 院内感染の観点から、多剤耐性に注意すべきなのはどれか。
1.ジフテリア菌
2.破傷風菌
3.百日咳菌
4.コレラ菌
5.緑膿菌
午後問題74 過換気でみられるのはどれか。
1.骨格筋の弛緩
2.血中酸素分圧の低下
3.体循環系の血管の収縮
4.代謝性アルカローシス
5.血中二酸化炭素分圧の上昇
午後問題75 乳癌の検査で侵襲性が高いのはどれか。
1.触 診
2.細胞診
3.MRI検査
4.超音波検査
5.マンモグラフィ
1.陽性症状を鎮静化する。
2.家族の疾病理解を深める。
3.単身で生活できるようにする。
4.対人関係能力の向上を目指す。
午後問題62 健康保険法による訪問看護サービスで正しいのはどれか。
1.サービス対象は75歳以上である。
2.訪問看護師が訪問看護計画を立案する。
3.要介護状態区分に応じて区分支給限度基準額が定められている。
4.利用者の居宅までの訪問看護師の交通費は、診療報酬に含まれる。
午後問題63 Aさん(75歳、男性)。1人暮らし。慢性閉塞性肺疾患〈COPD〉のため、2年前から在宅酸素療法を開始し、週に2回の訪問看護を利用している。訪問看護師はAさんから「最近、洗濯物を干すときに息が苦しくて疲れるが、自分でできることは続けたい」と相談された。
Aさんの労作時の息苦しさを緩和する方法について、訪問看護師が行う指導で適切なのはどれか。
1.労作時は酸素流量を増やす。
2.呼吸は呼気より吸気を長くする。
3.動作に合わせて短速呼吸をする。
4.腕を上げるときは息を吐きながら行う。
午後問題64 Aさん(80歳、男性)は、20年前に大腸癌でストーマを造設し、現在週1回の訪問看護を利用している。訪問看護師は、訪問時にAさんから「2日前から腹痛がある」と相談を受けた。Aさんのバイタルサインは、体温36.4℃、呼吸数24/分、脈拍84/分、血圧138/60mmHgである。
訪問看護師がAさんの腹痛をアセスメントするための情報で最も優先度が高いのはどれか。
1.排便の有無
2.身体活動量
3.食物の摂取状況
4.ストーマ周囲の皮膚の状態
午後問題65 Aさん(70歳、男性)。1人暮らし。脳出血の手術後、回復期リハビリテ―ション病棟に入院中である。神経因性膀胱のため、膀胱留置カテーテルを挿入している。要介護2で、退院後は看護小規模多機能型居宅介護を利用する予定である。
退院後にAさんが行う膀胱留置カテーテルの管理で適切なのはどれか。
1.蓄尿バッグに遮光カバーをかぶせる。
2.カテーテルは大腿の内側に固定する。
3.外出前に蓄尿バッグの尿を廃棄する。
4.カテーテルと蓄尿バッグの接続は外さない。
午後問題66 A病院の組織図を図に示す。
医療安全管理を担う部門が、組織横断的な活動をするのに適切なのはどれか。
1.①
2.②
3.③
4.④
午後問題67 高速道路で衝突事故が発生し、20人が受傷した。A病院は、5人の重症患者を受け入れ、あわただしい雰囲気となっている。
医療を安全かつ円滑に行うために、救急外来のリーダー看護師に求められる役割として 誤っているのはどれか。
1.チームで患者情報を共有する。
2.スタッフの役割分担を明確にする。
3.患者誤認が生じないように注意喚起する。
4.電話による安否の問い合わせに回答する。
午後問題68 紙カルテと比較したときの電子カルテの特徴として正しいのはどれか。
1.データ集計が困難である。
2.診療録の保存期間が短い。
3.多職種間の情報共有が容易になる。
4.個人情報漏えいの危険性がなくなる。
午後問題69 医療機関に勤務する看護師のうち、特殊健康診断の対象となるのはどれか。
1.内視鏡室で勤務する看護師
2.精神科病棟で勤務する看護師
3.血管造影室で勤務する看護師
4.一般病棟で勤務する夜勤専従の看護師
午後問題70 神経伝達物質と効果器の組合せで正しいのはどれか。
1.γ—アミノ酪酸〈GABA〉――― 気 管
2.アセチルコリン ――― 瞳孔散大筋
3.アドレナリン ――― 血 管
4.セロトニン ――― 心 筋
5.ドパミン ――― 汗 腺
午後問題71 無対の静脈はどれか。
1.鎖骨下静脈
2.総腸骨静脈
3.内頸静脈
4.腕頭静脈
5.門 脈
午後問題72 血液中の濃度の変化が膠質浸透圧に影響を与えるのはどれか。
1.血小板
2.赤血球
3.アルブミン
4.グルコース
5.ナトリウムイオン
午後問題73 院内感染の観点から、多剤耐性に注意すべきなのはどれか。
1.ジフテリア菌
2.破傷風菌
3.百日咳菌
4.コレラ菌
5.緑膿菌
午後問題74 過換気でみられるのはどれか。
1.骨格筋の弛緩
2.血中酸素分圧の低下
3.体循環系の血管の収縮
4.代謝性アルカローシス
5.血中二酸化炭素分圧の上昇
午後問題75 乳癌の検査で侵襲性が高いのはどれか。
1.触 診
2.細胞診
3.MRI検査
4.超音波検査
5.マンモグラフィ