91回看護師国家試験 午前問題46~60
午前問題46 体位の目的で正しいのはどれか。
1.腹水貯留時のファウラー位:横隔膜の下降
2.心不全時の起坐位:静脈還流量の増加
3.悪心・嘔吐時の側臥位:噴門部の閉鎖
4.ショック時のトレンデレンブルグ位:腎血流量の増加
午前問題47 血圧測定で収縮期血圧が本来の値より高く測定されるのはどれか。
1.腕の太い人に標準規格のマンシェットを用いる。
2.マンシェットを巻いた上腕を心臓より高い台に置く。
3.たくし上げた袖で絞めつけられた上腕にマンシェットを巻く。
4.1秒間10mmHgの速さで減圧する。
午前問題48 薬物の吸収について誤っているのはどれか。
1.血中濃度を一定に保つためには、等間隔で与薬する。
2.舌下錠は唾液管に吸収され、門脈系を介して肝臓に至る。
3.坐薬は直腸粘膜から吸収され、体循環に入る。
4.貼付剤の皮膚からの吸収率は、人によって異なる。
午前問題49 悪寒戦慄の際に生じる現象と作用との組合せで誤っているのはどれか。
1.骨格筋のれん縮 ――― 熱産生の促進
2.皮膚血管の収縮 ――― 熱放散の抑制
3.立毛筋の収縮 ――― 熱放散の抑制
4.アドレナリンの分泌亢進 ――― 熱放散の抑制
午前問題50 表は生活活動強度Ⅲ(適度)の25歳のAさん(女性、BMI23)の典型的な1日の栄養摂取量である。
適切な指導はどれか。
1.エネルギー摂取量を減らす。
2.蛋白質の摂取量を減らす。
3.脂質の摂取量を維持する。
4.カルシウム摂取量を増やす。
午前問題51 男性に膀胱留置カテーテルを長期間留置するとき、カテーテルを定期的に左右上腹部に交互に固定することによって予防できるのはどれか。
1.外力による抜去
2.尿道瘻孔の形成
3.上行性の尿路感染
4.萎縮性膀胱
午前問題52 成人女性の導尿で正しいのはどれか。
1.下肢は伸展したまま軽く外転する。
2.消毒は肛門側から外尿道口へ向かって行う。
3.陰核直下に外尿道口を探す。
4.カテーテルは外尿道口から8~10cm挿入する。
午前問題53 「手術について不明なことが多く不安です」と訴える患者に対する看護計画の目標で適切なのはどれか。
1.手術前日までに看護婦に質問できる。
2.手術前日までに手術当日に行うことを正確に述べることができる。
3.手術前日までに手術についての疑問はなくなったと述べる。
4.手術前日までに不安が軽減する。
午前問題54 看護婦1人で患者をベッドの上方へ移動させるとき、患者の膝関節を屈曲させる理由はどれか。
1.支点と力点との距離を短くする。
2.患者とシーツの摩擦抵抗を小さくする。
3.患者の重心を高くする。
4.看護婦と患者の距離を近づける。
午前問題55 21時の消灯後、23時と24時の巡視時には起きていたが、その後は眠っており、翌朝の検温時にも眠っていた患者が「ここ3日ほど眠れない」と訴え、睡眠薬を希望した。
最も適切な睡眠薬の種類はどれか。
1.超短時間作用型
2.短時間作用型
3.中間時間作用型
4.長時間作用型
午前問題56 筋肉内注射を行う部位(×印)と損傷を避けている神経との組合せで正しいのはどれか。
1.ア ――― 尺骨神経
2.イ ――― 正中神経
3.ウ ――― 大腿神経
4.エ ――― 坐骨神経
午前問題57 図のような水封びんで胸腔内持続吸引が行われている。
正しいのはどれか。
1.気泡は胸腔から吸引された空気である。
2.吸引中の胸腔内圧は-10cmH2Oである。
3.吸引圧は-6cmH2Oである。
4.水封びんの管内の水位は増加していく。
午前問題58 汚染や感染のない皮膚欠損のある創傷の処置で正しいのはどれか。
1.黒色の痂皮は除去しない。
2.創傷の外周から中心に向けて消毒する。
3.創傷は湿潤環境に保つ。
4.創傷はポビドンヨードで消毒する。
午前問題59 放射線療法で正しいのはどれか。
1.照射部位の正常細胞の耐容線量は臓器間で差がない。
2.同じ総線量を照射する場合、短期間で行った方が細胞の破壊が強い。
3.分裂の盛んながん細胞ほど放射線に対する感受性は低い。
4.照射部位の周囲にみられる粘膜の変化は非可逆的である。
午前問題60 温罨法で正しいのはどれか。
1.同じ表面温度では湯たんぽよりも温湿布の方が熱く感じる。
2.貼用部位にオリーブ油を塗布すると保温効果が持続する。
3.空気の入った湯たんぽは温熱刺激が伝わりやすい。
4.温湿布の布の表面温度は手背で調べる。
1.腹水貯留時のファウラー位:横隔膜の下降
2.心不全時の起坐位:静脈還流量の増加
3.悪心・嘔吐時の側臥位:噴門部の閉鎖
4.ショック時のトレンデレンブルグ位:腎血流量の増加
午前問題47 血圧測定で収縮期血圧が本来の値より高く測定されるのはどれか。
1.腕の太い人に標準規格のマンシェットを用いる。
2.マンシェットを巻いた上腕を心臓より高い台に置く。
3.たくし上げた袖で絞めつけられた上腕にマンシェットを巻く。
4.1秒間10mmHgの速さで減圧する。
午前問題48 薬物の吸収について誤っているのはどれか。
1.血中濃度を一定に保つためには、等間隔で与薬する。
2.舌下錠は唾液管に吸収され、門脈系を介して肝臓に至る。
3.坐薬は直腸粘膜から吸収され、体循環に入る。
4.貼付剤の皮膚からの吸収率は、人によって異なる。
午前問題49 悪寒戦慄の際に生じる現象と作用との組合せで誤っているのはどれか。
1.骨格筋のれん縮 ――― 熱産生の促進
2.皮膚血管の収縮 ――― 熱放散の抑制
3.立毛筋の収縮 ――― 熱放散の抑制
4.アドレナリンの分泌亢進 ――― 熱放散の抑制
午前問題50 表は生活活動強度Ⅲ(適度)の25歳のAさん(女性、BMI23)の典型的な1日の栄養摂取量である。
適切な指導はどれか。
1.エネルギー摂取量を減らす。
2.蛋白質の摂取量を減らす。
3.脂質の摂取量を維持する。
4.カルシウム摂取量を増やす。
午前問題51 男性に膀胱留置カテーテルを長期間留置するとき、カテーテルを定期的に左右上腹部に交互に固定することによって予防できるのはどれか。
1.外力による抜去
2.尿道瘻孔の形成
3.上行性の尿路感染
4.萎縮性膀胱
午前問題52 成人女性の導尿で正しいのはどれか。
1.下肢は伸展したまま軽く外転する。
2.消毒は肛門側から外尿道口へ向かって行う。
3.陰核直下に外尿道口を探す。
4.カテーテルは外尿道口から8~10cm挿入する。
午前問題53 「手術について不明なことが多く不安です」と訴える患者に対する看護計画の目標で適切なのはどれか。
1.手術前日までに看護婦に質問できる。
2.手術前日までに手術当日に行うことを正確に述べることができる。
3.手術前日までに手術についての疑問はなくなったと述べる。
4.手術前日までに不安が軽減する。
午前問題54 看護婦1人で患者をベッドの上方へ移動させるとき、患者の膝関節を屈曲させる理由はどれか。
1.支点と力点との距離を短くする。
2.患者とシーツの摩擦抵抗を小さくする。
3.患者の重心を高くする。
4.看護婦と患者の距離を近づける。
午前問題55 21時の消灯後、23時と24時の巡視時には起きていたが、その後は眠っており、翌朝の検温時にも眠っていた患者が「ここ3日ほど眠れない」と訴え、睡眠薬を希望した。
最も適切な睡眠薬の種類はどれか。
1.超短時間作用型
2.短時間作用型
3.中間時間作用型
4.長時間作用型
午前問題56 筋肉内注射を行う部位(×印)と損傷を避けている神経との組合せで正しいのはどれか。
1.ア ――― 尺骨神経
2.イ ――― 正中神経
3.ウ ――― 大腿神経
4.エ ――― 坐骨神経
午前問題57 図のような水封びんで胸腔内持続吸引が行われている。
正しいのはどれか。
1.気泡は胸腔から吸引された空気である。
2.吸引中の胸腔内圧は-10cmH2Oである。
3.吸引圧は-6cmH2Oである。
4.水封びんの管内の水位は増加していく。
午前問題58 汚染や感染のない皮膚欠損のある創傷の処置で正しいのはどれか。
1.黒色の痂皮は除去しない。
2.創傷の外周から中心に向けて消毒する。
3.創傷は湿潤環境に保つ。
4.創傷はポビドンヨードで消毒する。
午前問題59 放射線療法で正しいのはどれか。
1.照射部位の正常細胞の耐容線量は臓器間で差がない。
2.同じ総線量を照射する場合、短期間で行った方が細胞の破壊が強い。
3.分裂の盛んながん細胞ほど放射線に対する感受性は低い。
4.照射部位の周囲にみられる粘膜の変化は非可逆的である。
午前問題60 温罨法で正しいのはどれか。
1.同じ表面温度では湯たんぽよりも温湿布の方が熱く感じる。
2.貼用部位にオリーブ油を塗布すると保温効果が持続する。
3.空気の入った湯たんぽは温熱刺激が伝わりやすい。
4.温湿布の布の表面温度は手背で調べる。